- うさぎの暑さ対策はエアコンなしでもOKなのか?
- エアコン以外にできるウサギの熱中症対策が知りたい

どうも!2羽のウサギと暮らしている「まつごろう」です。
「うさぎの暑さ対策はエアコンがなくても大丈夫なのだろうか?」
結論から言うと、よほど涼しい地域に住んでいない限り、うさぎはエアコン(冷房)なしでは熱中症になってしまう危険性が高いです!
うさぎが快適に過ごせる室温は18度〜25度。
うさぎは暑さに非常に弱い生き物なので、室温が25度以上になる場合は必ずエアコンを付けてあげましょう。

我が家は夏場は2カ月以上24時間エアコンを稼働しっぱなしにしているよ。
ですが、エアコンを付けていても室内の状況によっては温度が大きく変わる場合があります。
また、停電や故障などでエアコンが突如使えなくなる危険性も…。
そこで、エアコンなしでもできる【うさぎのための暑さ対策】をご紹介します。
うさぎゲージ周りの温度が25度以下を維持できるのであれば、エアコンなしで本記事に記載している対策だけでもOK!
猛暑が続く夏場には、エアコンの冷房とセットで試してみてくださいね。
【うさぎの暑さ対策】エアコンなしでできること


それでは、【うさぎの暑さ対策】についてご紹介していきますね。
うさぎケージの置く場所を工夫する
まずは、うさぎが過ごすゲージを置く場所を工夫しましょう。
うさぎのゲージを置く場所で気を付けることは以下の3つです。
- 温度が低い1階に設置する
- 窓の近くや直射日光が当たる場所は避ける
- 風の流れが無い湿気のこもる場所を避ける
温度が低い1階に設置する
暖かい空気は上の方に、冷たい空気は下の方に溜まる性質があります。
ですから、2階建ての家に住んでいるご家庭は1階の方が涼しい傾向にあるので、うさぎゲージも夏場は1階に移動してあげると◎。
ゲージを台に乗せている場合は床に下ろしてあげるだけでも温度が変わるので、ぜひ試してみてください。
窓の近くや直射日光が当たる場所は避ける
熱が侵入してくる窓の近くや直射日光が当たる場所は絶対にNG!
いくらエアコンで室内を冷やしていても、うさぎの体は暑さでダメージを受けてしまいます。
風の流れが無い湿気のこもる場所を避ける
うさぎは湿度40〜60%の場所が快適に過ごすことができます。
いくら涼しくても湿気のこもりやすい場所は危険。
風通しの良い場所を選んであげましょう。

うさぎケージの横に必ず温度計・湿度計を設置して、室温と湿度をこまめにチェックしてあげようね!
風の流れを作る
サーキュレーターや扇風機を使って風の流れを作り、空気を循環させると効率良く室温を下げることができます。
エアコンの冷房機能とセットで使うのがポイント!
エアコンの風向きは水平にし、サーキュレーターや扇風機は上向きにして、下に溜まった冷気を循環させましょう。
エアコンとサーキュレーターを上手に使うことで、エアコンの稼働効率が高まるため節電・節約にもなりますよ。
ただし扇風機やサーキュレーターの風を直接うさぎに当てるのはダメ!
うさぎは汗腺が発達しておらず、人間のように汗をかきません。
扇風機は、人間の体の汗(水分)を風で気化し、その時の気化熱で体温を奪う(水が蒸発する時に体温を奪う)ので涼しく感じることができます。
うさぎは汗をかかないので、扇風機で風を当てても体温を下げることはできないのです。
【関連】うさぎに扇風機の風を直接当てても効果なし!夏場の正しい暑さ対策とは?
熱の侵入を防ぐ
熱は窓から入ってきます。
- 窓に遮光・遮熱加工のあるカーテンやフィルムを設置する
- 窓の外に「すだれ」や「よしず」を設置する
上記の2点を工夫するだけでも、うさぎのいる室内の温度が上がるのを防ぐことができます。
ペット用のアルミマットや大理石マットを活用する
ペット用の暑さ対策グッズは、たくさんの種類が出てきています。
触れるとひんやりするアルミマットや大理石マットは手軽に導入できる暑さ対策ですね。
テラコッタトンネルという商品も気になります!
スペースを取るため、広いゲージがある家庭向けですかね。
ペット用の涼感アイテムには様々な商品がありますが、犬猫用の下記のようなジェルマットは危険です。
うさぎは何でも齧ってしまうので、齧って誤飲してしまいそうな商品は避けてくださいね。
保冷剤を活用する
保冷剤をうさぎゲージの上に置くのも交換的です。
保冷剤と言っても、ケーキ屋さんなどでもらえるようなものではなく、ホームセンターやアウトドア用品店などで購入できる下記のタイプです。
ペットボトルに水を入れて凍らせたものでも良いですが、保冷剤の方が冷気が長持ちしますし、冷凍庫でも場所を取らないのでおすすめです。
保冷剤を使う時は、水が垂れてしまわないように必ずタオルを巻きましょう。
この時、うさぎがタオルを齧って誤飲することがないように、うさぎが届かない場所に設置するよう注意してください。
うさぎの誤飲は大変危険です。
【関連】うさぎの誤飲は死亡の危険性大!異物を食べてしまった時の対処法
保冷剤の冷気が逃げないように、上からバスタオルなどを覆うとよりゲージ内を冷やすことができます。
ただし、保冷剤が溶けた後に熱がこもってしまわないようにゲージ全面を覆わないように注意しましょう。
水や餌はこまめに交換して新鮮なものを用意する
夏場は、たとえエアコンを付けていたとしても水や餌が傷みやすくなります。
うさぎの飲み水や餌はこまめに交換して常に新鮮なものを食べられるようにしておきましょう。
ただし、飲み水をキンキンに冷やしたり氷を食べさせたりしては絶対にダメ!
うさぎはお腹が非常に弱い生き物です。

体調不良の原因になるので、絶対に冷やした物を食べさせないようにしてくださいね。
【うさぎの暑さ対策】エアコンの正しい使い方

うさぎの暑さ対策には、エアコンが必須です!
うさぎが快適に過ごせる室温は18度〜25度。
うさぎは暑さに非常に弱い生き物なので、室温が25度以上になる場合は必ずエアコンを付けてあげましょう。

うさぎが暑い夏の日でも快適に過ごせるように、エアコン(クーラー)の正しい使い方をまとめたよ。
- 設定温度は25度以下
- エアコンの風が直接当たらないように注意する
- 「人感センサー」は使わない
- 飼い主不在時の停電・故障に要注意!
設定温度は25度以下
うさぎの夏場の適切な設定温度は、18度~25度です。
人間がちょっと肌寒いなと感じるくらいの室温が、うさぎにとっては快適な温度なのです。
夏場のエアコンの設定温度は、高くても25度以下に設定しておくと◎。
うさぎケージの横に必ず温度計・湿度計を設置して、室温と湿度をこまめにチェックして管理しましょう。
エアコンの風が直接当たらないように注意する
うさぎはゲージの中で1日の大半を過ごすことが多いです。
エアコンの風が直接当たっていても、ゲージの中から自分で逃げることはできません。
冷風により、体温が下がり過ぎてしまったりストレスを感じてしまったりする危険性があります。
エアコンの風が直接当たらない涼しい場所を探して、うさぎゲージを設置してあげるようにしましょう。
「人感センサー」は使わない
最近のエアコンは人間の動きを感知して自動で風量や風向を調節してくれるようになりました(人感センサー付きエアコン)。
我が家でも人感センサーの自動運転にしていたのですが、うさぎの動きまでは感知してくれないことが判明…。
ウサギたちを残してエアコンをつけっぱなしで外出後、帰ってみると室温がかなり上がっていたことがありました。
人感センサーの自動運転はウサギの動きを感知しない可能性があるので、使わないようにしましょう。
飼い主不在時の停電・故障に要注意!
夏場に最も気を付けないといけないのは、飼い主が不在の時に停電や故障が起きてしまうこと。
ウサギのためにエアコンをつけっぱなしにしていても、停電や故障が起きてしまえば当然電源は切れてしまいます。
停電や故障が起きることを予測して行動するなんてことはできないので、対策が難しい…。
日頃から以下のことに注意しておくと良いです。
- 停電や故障が起きた場合の対策を考えておく
- 可能な限り真夏の外出は短時間にする
- こまめに様子を見に帰る
- エアコンが故障しないように、日頃からメンテナンスしておく

真夏に長時間家を空けないといけない場合は、ペットカメラを設置して、うさぎの様子をこまめに確認するのも安心ですね。
【うさぎの暑さ対策】エアコンなしは絶対ダメ!保冷剤など上手く活用しましょう|まとめ
本記事では、うさぎの暑さ対策についてご紹介しました。
うさぎは暑さに非常に弱い生き物です。
室温が25度以上になる場合は、エアコンなしでは絶対に危険!
ただし、緊急時や節電・節約のためにも保冷剤やアルミマットなどを上手に活用することも大切です。

うさぎのために、工夫して暑い夏を乗り切ろう!
わたしは今までに我が家のウサギたちに様々なものを貢いできました。
その中でも特に気に入ってもらえた!便利だった!買って良かった!うさぎグッズを厳選してご紹介しています。
