うさぎの寒さ対策は、万全ですか?

まつごろう王国では、毎年10月頃から寒さ対策の準備をしています!
寒暖差が激しくなってくる秋が、うさぎの寒さ対策の始め時!
うさぎのケージを設置する場所やケージ内を少し工夫するだけで、簡単に寒さ対策をすることができます。
また、寒さの厳しい冬場は、ヒーターが必須アイテムです。
本記事では、【うさぎの寒さ対策】とヒーターの選び方についてご紹介します。
- うさぎの寒さ対策って、いつから始めたら良いの?
- うさぎの寒さ対策はどんなことをしたら良いの?
- うさぎの寒さ対策にオススメのヒーターが知りたい
うさぎの寒さ対策いつから始める?冬の適温は何度?
うさぎの寒さ対策はいつから始めるのが良いのでしょうか?
うさぎさんを飼育するのに温度と湿度を管理することはとても重要です。現在のペットうさぎは日本で生まれて季節を乗り切っていますので、比較的温度の変化にはうさぎさんの体調も大きくは左右されないのかもしれません。ただし、目安となるベストな飼育環境を提供してあげるのが、飼い主さんの役目ともいえるでしょう。また、繁殖時や病気の時などは気温によっても体調が左右されてしまいますので、より注意が必要になります。室温は、15℃位から25℃位が適温とされています。(繁殖時や病気の時などは23℃位に保つ事が必要です)湿度は常に40~60%がベストといえるかと思います。
室内の快適な温度|うさぎの飼い方Q&A
うさぎが快適に過ごせる適温は、15~25度と言われています。

うさぎって、意外と寒さに弱いんだよ。
うさぎの寒さ対策は、朝晩の冷え込みが強くなってくる10月頃から少しずつ始めてあげるのがベスト。
寒暖差の激しくなってくる秋は、うさぎが体調を崩しやすくなる時期でもあります。
また、冬場はさらにウサギにとって辛い季節です。
しっかりと寒さ対策をして、うさぎが冬の寒い時期でも快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。
簡単にできるウサギの寒さ対策
まつごろう王国で実践しているウサギの寒さ対策は、以下の通りです。
- 床より少し高い場所にケージを設置する
- ケージ内にハウスを入れてあげる
- ケージを布で覆う
- ヒーターを使って暖めてあげる
うさぎの寒さ対策①|床より少し高い場所にケージを設置する
「冷気は下の方に溜まる」というのを聞いたことがある人は多いでしょう。
うさぎのケージを床に設置している家庭が大半かと思います。
部屋の中で一番冷たくて寒い場所である床面から、少し高い場所にケージを設置してあげるだけでも効果があります。

まつごろう王国では、うさぎケージの下にスノコを敷いて床面よりも少し高くしているよ。
また、1階よりも2階の方がより暖かいため、可能であればウサギのケージは2階に設置してあげると良いですね。
(※反対に、夏場は1階に設置してあげましょう。)


うさぎの寒さ対策②|ケージ内にハウスを入れてあげる
うさぎのケージ内にハウスを設置してあげるのも効果的です。
上記のような、牧草で作られたタイプのハウスが◎!
牧草タイプなら、保温・保湿性もあり、うさぎが齧って食べてしまっても大丈夫なので安心して使用できます。
一方で、布タイプのハウスは、うさぎが齧って誤飲してしまう危険性があるので、あまりオススメはできません。

うさぎケージ内に何かグッズを入れるときは、材質選びに慎重になってあげてね。

うさぎの寒さ対策③|ケージを布で覆う
ケージを毛布や布で覆うことで、保温をしてあげるのも◎です。
秋の少し肌寒い時期は、ケージの上部のみを。
冬場の寒さが激しい時期は、ケージの四方も含めて、バサッと大きな布で覆ってあげると良いです。
ただし!ケージ全体を布で完全に覆ってしまうのはNGです。
空気の通りが悪くなったり、熱がこもりすぎてしまったりと危険なので、必ずスキマを作ってあげるようにしましょう。
また、うさぎが布をケージ内に引き込んで、齧って誤飲してしまうのも危険です。
まつごろう王国では、ペットフェンスをケージ側面に設置して、その上から布をかぶせるようにしています。

ペットフェンスは、布の引き込みを防げることに加えて、スプレー対策もできるのでとってもオススメです。
【関連】うさぎのスプレー対策にもオススメのペットフェンスについて詳しく見る

うさぎの寒さ対策④|ヒーターを使って暖めてあげる
真冬の寒さが厳しくなる時期には、ヒーターで暖めてあげる必要があります。
うさぎの寒さ対策に使えるヒーターは、さまざまなものがありますが、飼いウサギの特徴を考えて選んであげましょう。

次項でウサギ用ヒーターの選び方をご紹介します。
うさぎ用ヒーターの選び方
うさぎの寒さ対策に使える暖房器具の種類は、以下の3タイプ。
- うさぎケージのある部屋全体を暖めるタイプ
- うさぎケージ内に入れて、うさぎを直接暖めるタイプ
- うさぎケージ外に設置して、ケージ内を暖めるタイプ

暖房器具を使う場合は、必ず温度計で、うさぎケージ内の温度をチェックしようね。
うさぎケージのある部屋全体を暖めるタイプ
部屋全体を暖める暖房器具と言えば、エアコンですね。
エアコンを使用する場合は、うさぎに直接風が当たらないようにケージの場所を工夫する必要があります。
また、「暖気は上に溜まる」性質があるため、床面で過ごすウサギに暖かい空気が送られない可能性があります。
サーキュレーターなどを使って、部屋の空気を循環させると◎ですね。

うさぎケージ内に入れて、うさぎを直接暖めるタイプ
うさぎケージ内に入れて、うさぎを直接暖めるタイプのヒーターは、以下の商品が有名です。
うさぎケージ内に入れて、コンセントに差すだけで発熱してくれる手軽さが◎。
うさぎ自身で、ヒーターの上に乗ったり退けたりすることで温度調節ができるのも良いポイントです。
ただし、電源コードを齧ってしまう可能性が高いため、コードには齧り防止のカバーが付いているものを選ぶようにしましょう。
また、ヒーターが熱くなりすぎていないかをこまめに触ってチェックすることも大切ですね。
うさぎケージ外に設置して、ケージ内を暖めるタイプ
まつごろう王国でオススメしたいのは、うさぎケージ外に設置してケージを暖めるタイプのヒーターです。
温風が出ないタイプのものが安心です。
中でも、遠赤外線でじんわりとケージ内を暖めてくれるヒーターが、うさぎに優しくてオススメ。
うさぎ専用のヒーターの中で人気なのは、マイカヒーターですね。

でもコレ、お値段がお高いんですよね…。
まつごろう王国で使っているのは、コチラ↓のデスクパネルヒーターです。

遠赤外線でじんわりケージ内を暖めてくれて、電気代も安い優れもの。
火を使わないし、転倒時の自動電源オフ機能やタイマー機能も付いているので安心して使用できます。
(※うさぎ専用の商品ではないので、その旨を充分にご理解いただき、ご使用は自己責任でお願いします。)
詳しい使い方や注意点は以下の記事をご参照ください。
【関連】うさぎの寒さ対策にオススメのデスクパネルヒーターについて詳しく見る

うさぎの寒さ対策|まとめ
本記事では、うさぎの寒さ対策についてご紹介しました。
うさぎの寒さ対策は、寒暖差の激しくなる10月頃から少しずつ準備していきましょうね。
うさぎと快適な冬ごもりライフを楽しみましょう~。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!