- 犬とウサギを一緒に飼いたい
- うさぎと相性の良い犬種を知りたい

どうも!うさぎと犬と猫と暮らしている「まつごろう」です。
ウサギと犬の多頭飼いを始める前に気になること…それはズバリ両者の「相性」ですよね。
ウサギと犬の相性が悪ければ、多頭飼いは上手くいきません。
そのため、ウサギと相性の良い犬種は何かを考える人は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、ウサギはストレスに非常に弱い生き物なので、一緒に飼うのであれば「ウサギのことを追いかけまわさない」「あまり吠えない」犬種が望ましいです。
本記事では、うさぎと相性の良い犬種について詳しくご紹介します。
うさぎと相性の良い犬種は何?

犬という動物は、人によって用途に合わせた性質を持つように改良されてきた歴史があります。
犬とウサギを一緒に飼う前に、どんな性質を持つ犬種なら同居しやすいかをイメージしておくことは大切!
ですが、最初に言っておくと、犬種によってその個体の性格までを判断することはできません。
どんな犬種を選んだとしても、その子の性格やウサギとの相性がどうなるかは、結局のところ一緒に暮らしてみないとわからないのです。
そのことを念頭に置いた上で、「うさぎと相性の良い犬種」は何かを参考程度に知っておくと良いでしょう。
うさぎと同居するのに避けた方が良い犬
うさぎはストレスに非常に弱い生き物です。
少し環境が変わるだけでもストレスを感じてエサを食べられなくなり、最悪の場合死亡するケースもあります。
そんな弱いウサギと同居するのに避けた方が良い犬は、下記のような種類が挙げられます。
- 狩猟犬として改良されてきた犬種
- よく吠える性質を持つ犬種

一つずつ詳しく解説しますね。
狩猟犬として改良されてきた犬種
品種改良により狩猟犬として改良されてきた歴史を持つ犬種は、ウサギなどの小動物を獲物として捉えて追い回してしまう可能性があります。
狩猟犬の代表的な例として、下記のような犬種グループが挙げられます。
- テリア…キツネなどの小型獣用
- ダックスフンド…地面の穴に住むアナグマやウサギ用
- 嗅覚ハウンド…鋭い嗅覚と吠え声で獲物を追う
- 視覚ハウンド…優れた視覚と走力で追跡捕獲する
- ポインター、セター…獲物を探し出す
- スパニエル…獲物を追い立てる
- レトリーバー…獲物を運んでくる
よく吠える性質を持つ犬種
犬は吠える生き物です。
人間が喋るのと同じように、吠えることで意思表示をします。
うさぎと一緒に飼う場合、恐怖を与えないように「あまり吠えない大人しい犬」の方が好ましいです。
これは飼い主の躾しだいというのもありますが…、
犬種によって「特によく吠える」性質を持つ犬がいます。
本来狩猟犬として改良されたビーグルやダックスフンドなどは、猟の最中に「吠えることが仕事」だったため、よく吠える性質を持ちます。
また、人気犬種のトイプードルやチワワなどの小型犬は、体が小さく警戒心が強い子が多いため、よく吠えると言われています。
- ビーグル
- ダックスフンド
- チワワ
- コーギー
- プードル
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア など
ですが、結局のところ飼い主の躾方によって「よく吠える犬」になるかどうかは決まるので、ウサギと一緒に飼う場合は「犬の躾」が何よりも大切になってきます。
犬種だけではウサギとの相性は判断できない!

犬種によって、その個体の性格を判断することはできません。
頭の良い犬種を選んでも、その子のもともとの性格や飼い主のしつけ方によってウサギと相性が良いかどうかは様々です。

我が家の場合、ウサギは2羽とも雑種のミニウサギで、犬はトイプードルです。
ウサギたちはどちらも臆病な性格ですが、気が強くよく怒ります。
犬は好奇心が強く、ウサギを見ると嬉しそうに興奮することもあります。
我が家が犬とウサギの同居で上手くいったのは、時間と手間をかけたから。
「犬の躾」と「ウサギとの対面」を焦らずじっくり時間をかけて慎重に行ったことが良かったんだと思っています。
詳しくは下の記事をご覧ください。
【関連】【犬とウサギを一緒に飼う】我が家の経験談~注意点と仲良くさせる方法
うさぎと相性の良い犬種|まとめ
本記事では、うさぎと相性の良い犬種についてご紹介しました。
ストレスに弱いウサギと一緒に飼うのであれば、「狩猟犬として改良されてきた犬」や「よく吠える性質の犬」は合わない可能性があります。
ですが、どんな犬種を選んでも、結局はその子の性格と飼い主の努力次第!
充分に犬の躾をして、ウサギとの対面を焦らずじっくり時間をかけることで仲良しになれる可能性はあります。
それでも相性が悪くて仲良くなれなかったとしても、犬もウサギもどちらも大切な家族!

犬もウサギもどちらもが快適に幸せに暮らせるように、めいっぱい愛して育ててあげてくださいね。