愛犬の体を触っていて突然小さなシコリやできものを見つけてしまったら、とても心配になりますよね。
「皮膚病かな?」
「悪性の腫瘍だったらどうしよう?」

愛犬の体に初めてニキビを見つけたときは、とても心配しました…。
犬にもさまざまな皮膚病があります。
愛犬の体にできた小さなシコリは、もしかしたら犬のニキビ「膿皮症」かもしれません。
犬のニキビは放っておくと激しいかゆみが出て、愛犬が辛い想いをしてしまうことも…。

ニキビを見つけたら、獣医さんに一度診てもらうことをおすすめするよ。
- 犬のニキビ「膿皮症」の原因と治療法
- 犬のニキビ「膿皮症」の予防と対策
本記事では、犬のニキビ「膿皮症」について詳しく解説していきます。

犬のニキビ「膿皮症」とは?

犬のニキビ「膿皮症」について解説します。
犬のニキビ「膿皮症」とは
膿皮症とは、人間の「ニキビ」のようなプクッと丸い小さなシコリができる皮膚病のこと。
人間のニキビと同様に、膨らんだ皮膚の下には膿(うみ)が溜まっています。

子犬やシニア犬、肌の弱い犬や免疫力の落ちている犬が、よくかかりやすいよ。
今日 僕 注射💉💉しに 病院🏥行ったら 皮膚病で 膿皮症が 一箇所できていて、先生が バリカンで刈って 薬塗り塗りしてくれました。 にぃが あれ? チョコ ハゲてる🦲🦲って(苦笑)🏥
暫く チョコ🍫は 病院に通院だよ😊🐶 pic.twitter.com/Tk5SPrl0Pr— チョコちゃま 新しくしました🥰 (@goZIa7okN51D392) October 19, 2019
犬のニキビ「膿皮症」の原因
犬の皮膚にはもともと常在菌がいます。
犬が健康な状態では、この常在菌は共存できており、悪さはしません。
しかし、体調不良やストレスなどで免疫力が低下すると、この常在菌が異常繁殖して感染し、ニキビができてしまうのです。
人間のニキビができる仕組みと一緒ですよね。

人間も体調不良やストレスでニキビができちゃうもんね。
- 汚れた手足で体をかく
- 顔周りに付いた食べカスや汚れ
- シャンプー後に体が半乾きのまま放置する など
※細菌感染以外にも、ダニ(ニキビダニ)やアレルギーが原因でニキビが発生することもあります。
犬のニキビ「膿皮症」の症状
膿皮症の症状は、皮膚に小さくプクッと膿が溜まります。
人間の白ニキビのような見た目です。
下の画像が、まつごろう王国の愛犬あん子のニキビ。

人間の白ニキビとそっくりですよね。

あん子はもともと肌が弱くて、ニキビができやすい体質なの。
悪化すると、大きくなったり、赤黒くなったり、痒みが出てきたり…。
さらに放置して悪化してしまうと、膿が出る、脱毛、激しい痒みなどに襲われることもあるのです。

あん子のニキビも大きくなって潰れて膿が出たの。ちょっとハゲちゃったけど、ちゃんと治療したから新しい毛が生えてきてキレイになったよ。
下の画像は、潰れて膿が出て、カサブタ状になった犬のニキビです。

ニキビ跡の周囲が少しだけハゲてしまいましたが、しばらくすると無事に生えてきましたよ。
おはよー👋😃☀️
お尻に膿皮症できてナメナメしたら真っ赤に‼️ pic.twitter.com/zR9ykvBYod— RenRen (@renren12251120) October 13, 2019
犬のニキビ「膿皮症」の治療
膿皮症の治療は、感染を抑えるための抗菌薬の投与や痒み止めの処方を行います。
内服薬や塗り薬で投薬を行います。

薬用シャンプーを処方してくれることもあるよ。
肌が弱くニキビができやすい子は、初期症状のうちに早めに発見して、治療を行うことで症状の悪化を防ぐことができます。
愛犬に痒い想いをさせないように、日頃から肌状態のチェックをしておくと良いですね。
またまた膿皮症…😢
昨日の散歩すぐお座りしたのはこれのせいかー。気付かなくてごめんよー😥
取り敢えずヒバをシュッシュして浸透させて周り拭いとけば良いかなー。まだ舐めないから良いけどー。
舐め始めたらアヒルちゃんよ♥^( ‘Θ’ )^ pic.twitter.com/N5MbcYA3fL— m子 (@dekapinnetarou) January 10, 2019

犬のニキビ「膿皮症」の対処法と予防法


犬のニキビができてしまったら、どうしたらいいのかな?
犬のニキビ「膿皮症」になってしまったときの対処法
ニキビ(膿皮症)ができてしまったら、まずは動物病院で診てもらいましょう。
初期段階の痒みの無い小さくて白いニキビの場合は、治療はせずに皮膚を清潔に保つようにして様子を見ることが多いです。
※初めてニキビのようなものができた場合は、膿皮症ではない可能性もあるので必ず動物病院で確認してもらいましょう!
患部に赤みがあったり、大きくなってくるようであれば抗菌薬の投与などの治療を行います。

早期発見、早期対策が大事!

日頃から愛犬の体をしっかりチェックしておくと良いね!
犬のニキビ「膿皮症」にならないための対策・予防

犬のニキビ「膿皮症」にならないためには何をしたら良かったのかな?

ニキビにならないための簡単にできる予防法を紹介するね。
犬のニキビ(膿皮症)を防ぐためには、体調管理に気を配り、皮膚を清潔に保ってあげることが大切。
軽い症状のニキビであれば、下記の方法で改善できますよ。
- 散歩後は十分に足を洗って清潔にする
- シャンプー後は体をドライヤーで十分に乾かす
- 食事後は顔を拭いて清潔にする
- ブラッシングで不要な抜け毛を除去する
- 栄養バランスの取れた食事を心がける
- 定期的に歯磨きをする
- ストレスを溜めさせない環境を作る
我が家の場合、犬のシャンプー後に乾燥が不十分のまま放置して自然乾燥させていたことが大きな原因だったようです。

暴れる犬にドライヤーかけるの大変で、つい…。
こちらのドライヤースタンドを購入してからは、シャンプー後のブローも楽に行えるようになり、しっかりと乾燥してあげられるようになりましたよ。

また、犬の口の中にも細菌はたくさん存在しています。
細菌だらけの口で体を舐めてしまうと、せっかくシャンプーして苦労してドライヤーをかけても意味がありません。
定期的な歯磨きも心がけるように気を付けるようになりました。
【関連】犬の歯磨きができない飼い主の救世主!「バイオペーストルース」レビュー


ニキビ予防を心掛けるようになってから、愛犬のニキビが少なくなったの!
軽い症状のニキビであれば、上記の予防方法だけでも十分に効果があります。
悩んでいる人は、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ|犬のニキビ「膿皮症」になったら悪化しないように早めに対処しよう
- 犬のニキビは「膿皮症」という皮膚病で、体調不良・ストレス・体質などから発生する。
- 膿皮症は悪化すると激しい痒みや脱毛が起こる辛い病気。
- 膿皮症は皮膚を清潔に保つことで予防ができる。
- ニキビができてしまったら迷わず動物病院へ。早期発見、早めの対策が◎!
人間のニキビも犬のニキビも早期発見、早期対策が一番ですね。
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