- 呼吸器に疾患のある犬のためのハーネスを探している人
- 飼い犬が散歩中に首輪が食い込み咳き込むのが気になる人
- 体格に合わないハーネスの擦れによる傷が心配な人
- 犬の体に負担が少ないハーネスを探している人

こんにちは!ドッグヘルスアドバイザーの「まつごろう」です。
以前、お散歩中、我が家の愛犬が首輪を引っ張り咳き込むことが多くありました。
お散歩用ハーネスへ変更してみましたが、デザインが可愛いいだけで選んだハーネスは犬の体に合わず…。
そこで、犬の体に負担が少ないハーネスはどんなものだろうか?と様々な商品を調べ、最適なハーネスをみつけることができました!
本記事では、犬への負担が少ないハーネスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

この記事を読めば、愛犬とのお散歩をもっと楽しめるようになりますよ!
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犬に負担が少ないハーネスの選び方

犬用のハーネスは、形状で見ると3タイプに分けることができます。
- 両肩を通すタイプ:犬が引っ張っても負担が少ない
- 首にかけるタイプ(八の字型):首に圧がかかるため飼い主の指示が伝わりやすくトレーニング向き
- ベストタイプ:見た目がオシャレでデザイン性◎
犬の体に負担が少ないハーネスは、「両肩を通すタイプ」が最適です。
特に以下のポイントをチェックして選ぶようにしましょう。
- 首を圧迫しない形状か
- 関節の動きを邪魔していないか
- 犬の体に触れる面の素材は安全か
- サイズ調整は可能か

順番に詳しく解説していきますね。
首を圧迫しない形状か
首は我々人間だけでなく、犬にとっても急所です。
首には、気管・椎骨・脊髄・甲状腺・血管・神経など、たくさんの重要な器官が通っています。
特に呼吸器や気管に疾患のある犬は、歩行中にリードを引っ張った際、首を圧迫しないような形状が◎です。
- 呼吸器に疾患のある犬
- 気管虚脱など気管に疾患のある犬
- 緑内障で眼圧の管理をしている犬
- 散歩中、リードを引っ張って咳き込んでしまう犬
関節の動きを邪魔していないか
前足の関節の動きを邪魔していると、犬が歩きにくいだけでなく、肩や脇が布やベルトで擦れて傷ができてしまう恐れがあります。

ベストタイプのハーネスは脇が擦れたり食い込んだりして痛いんだよね…。
肩関節回りに布やベルトが来ないような形状のハーネスを選ぶと歩きやすくて痛みが生じにくいですね。
犬の体に触れる面の素材は安全か
ハーネスは犬の体に直接触れるものですから、素材選びにもこだわりましょう。
特に短毛のワンちゃんは、ハーネスが触れる部分の肌が擦れで荒れてしまいがちなので、充分に注意する必要があります。

クッション性のあるものや柔らかい素材が嬉しいな。
サイズ調整は可能か
犬の体格に合っていないハーネスを使用すると、想定外の部位が擦れて怪我につながる危険性があります。
また、大きめのサイズであれば散歩中にすっぽ抜けて脱走につながってしまうことも…。
犬に負担がかからないハーネスを選ぶ際は、サイズ調整が可能かどうかはかなり重要なポイントです。

「サイズ調整できる箇所が無い」・「調整箇所が1箇所しか無い」商品は選ばない方が良いんだね。

サイズ調整ができると成長して体のサイズが変わっても長く使い続けることができるし、服の上からでも装着できるのでコスパ良いですね!
安全面だけでなく、機能面も要チェック!

ここまでは犬の体に負担が少ないことを重視して解説してきました。

安全性はとっても大事!
…でも、飼い主としては扱いやすさも気になるところですよね。
ハーネスは毎日使うものですから、飼い主目線での機能面もかなり重要ですよね。
ということで、以下のポイントもチェックして選ぶようにしましょう。
- 強度・耐久性
- お手入れのしやすさ
- 着脱のしやすさ
- 散歩の時間帯によっては反射材もあると◎
強度・耐久性
ポリエステル製やナイロン製などの耐久性の高い素材が◎。
また、金具やバックルなども強度の高い上質なものを選びましょう。
良い素材ほど値段が高くなりますが、長い目で見ると耐久性の高い物の方がコスパが良いと言えますよ。
お手入れのしやすさ
毎日外で使うものですから、お手入れのしやすさも重要ポイント!

公園の砂場とか走るとすぐドロドロになっちゃうんですよね。手軽に洗えると嬉しい!
また、洗ってもへたりにくいかどうかも抑えておきたいポイントですよ。
着脱のしやすさ
着脱がスムーズに行えるハーネスは忙しい飼い主にとってはとても便利です。

特に足を持ち上げずに装着できるものは、足を触れられることが苦手な犬にとっても嬉しいよ。
とはいえ、散歩中に簡単にすっぽ抜けてしまうようなハーネスでは困りますから、固定性が高く着脱が簡単な商品を選びましょうね。
散歩の時間帯によっては反射材もあると◎
夜間の暗い時間帯にお散歩をする飼い主さんは、反射材が付いているハーネスだと安心です。

夜間のお散歩は脱走や交通事故に特に注意しましょうね。
こんな犬はハーネスと首輪の併用がGOOD
犬の体に負担が少ないハーネスは、首を圧迫しないため安全に使うことができる反面、
- 飼い主からの指示が伝わり辛い
- 犬が引っ張っても体に負担がかからないため全力でリードを引っ張ってしまう
などのデメリットがあります。
しつけが不十分なワンちゃんやお散歩デビューしたばかりの子犬には、首にかけるタイプ(八の字型)のハーネスを利用すると良いでしょう。

でも、できれば1つのハーネスを使い続けたい…。
途中で買い替えることになるのは金銭的に辛い…。
そんな人には、ダブルリードという方法がおすすめです。
ダブルリードとはハーネスと首輪を併用して、
- 首輪がすっぽ抜けて脱走してしまう危険性
- 首輪・ハーネス・リードのどれかが散歩中に破損してしまう危険性
- リードを手放してしまう危険性
などの不測の事態に対応できるよう考えられたお散歩方法です。
下記の画像のようにリードを2本使い、ハーネスと首輪につなげてお散歩します。

ハーネスで犬の体を支え、犬がリードを引っ張ってしまった場合にのみ首輪側のリードで飼い主の指示を伝えるとトレーニングが可能です。
しつけ完了後、ハーネスのみに変更すれば、ハーネスを買い替える手間なく使い続けることができます。
ダブルリードは、万が一の事態にも備えることができるので、とってもおすすめのお散歩方法ですよ。
- お散歩デビューしたばかりの子犬
- お迎えしたばかりで環境に慣れていない保護犬
- しつけが不十分で引っ張り癖が付いてしまっている犬
負担が少ない犬用ハーネスおすすめ5選
それでは、前述した「犬の体に負担が少ないハーネスの選び方」をもとに、おすすめのハーネスをご紹介します。

一番のおすすめは、「ハキハナ」のハーネス。
安全面も機能面も◎で、実際に我が家でも愛用しています!とっても使いやすいの!
①Haqihana(ハキハナ)
まつごろう王国で一番おすすめしたい犬用ハーネスは、「ハキハナの犬用ハーネス」です!

ハキハナは、犬の骨格を徹底的に研究し作られており、獣医師や世界的カリスマドッグトレーナーも推奨しているほどの品質。
なんと世界27ヶ国の愛犬家、ドッグトレーナー、救助犬、警察犬などから愛用されているハーネスです!
- Y字型ハーネスで首や気管に負担がかからない
- 脇の擦れや食い込みがなく、痛みを与えにくい
- 豊富なサイズ(11種)と5点サイズ調整可能で胴長犬種や様々な体形の犬にフィットする
- リード取り付け位置が後ろ側のため、歩行時に邪魔になりにくい
- 肩や前足の動きを邪魔せず、拘束感を与えない
- 犬の足を上げなくても簡単に装着できる
- 豊富なカラーバリエーション(17種)
- 安心のアフターサポート(サイズ交換可能・5年保証)

お散歩中に首が絞まって咳き込みがちなワンちゃんや呼吸器疾患のある子に特におすすめ!
絶妙なサイズ調整が可能で、オーダーメイド感覚で使用できる高品質なハーネスです。
非常に丈夫で柔らかなナイロン製なので、長く使い続けることができてコスパも最高ですよ。



ハーネスの着脱がとっても簡単で感動してる!服の上からでも装着ができるのも便利だよ!
下記の記事でハキハナハーネスを実際に使用してみた詳しいレビューを掲載しておりますので、気になる方は要チェックです!
②RUFFWEAR(ラフウェア)
RUFFWEARは、アウトドア用品で人気のmont-bellが手掛けるペットのアウトドアブランドです。
RUFFWEARのフロントレンジハーネスは、胸とお腹周りのパッドを広く厚くとることで力が分散され、引っ張ったときに犬の体に負担がかかりにくいのが特徴。
大きく丈夫なバックルで耐久性もバッチリです。
首を通し、バックルを留めるだけで装着が可能なのも嬉しいポイントですね。

さすがmont-bell!デザインもおしゃれ~!!
サイズはXXS・XS・S・M・L/XLの5サイズ、カラーは青・緑・オレンジ・紫・グレイ・ピンクの6色展開です。
③PoyPet
首に1つ、後ろ足側に2つのバックルがあり、犬の横から装着するタイプです。
背部に上部なハンドルもあり、犬の急な動きにも対応できて便利。
サイズはXS・S・M・L・XLの5サイズ、カラーはオレンジ・グリーン・グレー・パープル・ピンク・ブラック・ブルー・ライトブルー・レッドの9色展開です。

このクオリティで3,000円以下!かなりお得だよ。
④Rabbitgoo(ラビットグー)
胸と背中をメッシュ素材のスポンジパッドで固定し、力を分散させて負担を減らします。
サイズはS・M・L・XLの4サイズ、カラーは黒・ピンク・オレンジ・ブルー・レッドの5色展開です。
⑤HALOViE
背部の長めのハンドルがシニア犬や要介護犬の補助として使いやすくて◎。
サイズはS・M・L・XLの4サイズ、カラーはオレンジ・黒の2色展開です。
カラーがオレンジとブラックの2色しか無いのでちょっと残念かな。
負担が少ない犬用ハーネス比較表
負担が少ない犬用ハーネス比較表
値段(税抜) | サイズ | サイズ調整 | 反射材 | カラー | |
---|---|---|---|---|---|
Haqihana(ハキハナ) | 6,800円~ | 11種類 | 5点調整 | 一部商品あり | 17色 |
RUFFWEAR(ラフウェア)フロントレンジハーネス | 5,400円~ | 5種類 | 4点調整 | あり | 6色 |
PoyPet | 2,199円~ | 5種類 | 4点調整 | あり | 9色 |
Rabbitgoo(ラビットグー) | 1,999円~ | 4種類 | 4点調整 | あり | 5色 |
HALOViE | 4,899円~ | 4種類 | 4点調整 | あり | 2色 |
負担が少ない犬用ハーネスおすすめ|まとめ
本記事では、犬への負担が少ないハーネスの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
負担が少ないハキハナのハーネスを購入してからは、愛犬が散歩中に咳き込むことがなくなってひと安心!

以前よりもお散歩を楽しめるようになったよ~!
ハーネス選びに参考にしてもらえれば嬉しいです。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!!